「英文の構造を把握する力」はどのようにして
つけていけばいいのか簡単にお話いたします。
「英文の構造を把握する力」のつけ方には
2つ方法があります。
「英文の構造を把握する力」をつける方法1
1つは英文法をユニットごとに分けて学ぶことで、
英語の規則を効率よく勉強し、短期間で文法力を
つけていく方法です。
文法力がつくと英文の構造を理解することが
できるようになるので、沢山の英文を読みながら、
英文の構造を分析する練習をしていくことで、
「英文の構造を把握する力」が養われていきます。
「英文の構造を把握する力」をつける方法2
もう1つの方法は英文法を学ばずに
「英文の構造を把握する力」をつける方法です。
文法のかわりに、経験を使います。
つまり、英語を当たり前のように、とても上手く
話せる人たちと一緒に英語を話すことを通して
得られる経験から学んでいく方法で
子供が成長する中で経験を通して言語を学んでいく
方法です。
勿論、大人がこの方法で学ぶ場合には
子供が言語を学んでいく環境と比べると、まったく
違う環境で学ぶことになるので、同じようには
いきませんが、少なくとも片言の英語を話しながら
その中で得られる経験を通して、何かしらの
「英文の構造を把握する力」は確実についていきます。
中学、高校を通して6年間受験英語を学んだことで、
私たちにはもうすでに初心者のための英会話の基礎
となる初歩の文法の知識はあると思うので、
中学、高校以上の英語教育を受けられている方は、
この方法とすでにある英文法の知識を併用しながら
学んでいくことになります。
ただ、1つお伝えしておかなければいけないことは、
この方法だけで「英文の構造を把握する力」を
つけていくには、膨大な時間が掛かってしまうので、
短期間で効率的に「英文の構造を把握する力」を
つけたい方にとっては、非効率的になり、
確実に不向きであると言うことができます。
中級以上の「英文の構造を把握する力」を
つけたい方であれば、なおさら、前者の英文法を
学ぶ方法からアプローチしていくべきでしょう。
では、最終的に前者と後者のどちらを選んで、
「英文の構造を把握する力」を
つけていけばいいのかと言うと、
僕の個人的な意見としては、前者と後者を自分の
英語のレベルとライフスタイルの状況に応じて、
併用しながら学んでいけばいいのではないかと
考えます。
僕自身、中学生レベルの文法と必要な単語だけの
サバイバル英語で、外国人とコミュニケーションを
取りながら今まで海外で生きてきましたし、
むしろ、そうすることで、無理することなく、
簡単な英語から徐々に難しい英語を学んくる
ことができましたので、
「英文法にそれほどこだわるべきではない」
という意見もよく分かります。
しかしながら、できるだけ速く英語を確実に
習得したいのであれば、早かれ、遅かれ、
英文法を学び、「英文の構造を把握する力」を
確実につけていくことが、
絶対的に必要となっていきます。
英文法が分かるようになり
「英文の構造を把握する力」がついてくると
英語で考えるスキルとネイティヴ的な
英語感覚が身につく。
自分の言いたいことが英語でしっかり
言えるようになる。
英文を聴いていて日本語に訳すことなく
英語を英語のまま理解できるようになる
返り読みなしに、英語を語順に沿って
左から右へまっすぐ読めるようになる
英文を聴いたり、読んだりしていて
「単語の意味は全部分かるのだけど、
何が言いたいの分からない」
みたいなことがなくなる。
僕のブログを読んでくださって、
本当にどうもありがとうございます。
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