リスニングの上達と英語の発音の関係
Hi! トックンです。
リスニングの上達と英語の発音の関係について
お話いたします。
英語学習でのリスニングの目的は、
話し手の話している英語の音とその意味を
同時に一瞬で認識し、話し手の伝えようとしている
考えや思いを正確に理解することにあります。
なので、英語のリスニングを向上させるには、
まず、最初に、リスニングの基礎として、
話し手の話している英語の音を聴き分けて、
認識することが必要となります。
英語には日本語にはない、独自の音があったり、
単語の語尾と語頭の音が繋がり、その音自体が、
別の音に変化してしまうリエゾンもあったりして、
日本人はその音を聴き取ることができないので、
その音を聴き取れるようになるために、
英語の発音を学ぶ必要があるのです。
聴くことと発音することは一見、全然別物で、
全く関係がないように思う方もいるようですが、
聴くことと発音することの間には、驚くことに、
切っても切れない深い関係があります。
どういう関係かと言うと、それは、聴くことと
発音することの間の表裏一体の関係です。
もう少し詳しく説明すると、
実は、私たちの脳には正確に発音できない音を
正確に聴き取る機能がないという事実があります。
それは、つまり、正確に発音できない音は、
正確に聴き取ることができないということで、
言い換えてみると、正確に発音できる音は、
確実に聴き取れるようになるということを
意味しているのです。
このようにして、脳はみずからが発音できる
音をもとに様々な音を聴き分けているわけですが、
そういう、表裏一体の関係が
聴くことと発音することの間には
あるということなのです。
なので、英語の発音習得の学習は、
英語のリスニングを向上させるために、
避けて通ることができない
必須のスッテップだということが
おのずと、見えてきますが、
確実なリスニングの上達には、
まずは、正確な英語の発音の習得が
必ず必要であるということを、
お解りいただけたでしょうか。
ちなみに、僕はとりわけ、リスニングは
「聴く」「話す」「読む」「書く」の
英語4技能の中で最も重要な技能だと
考えています。
正しい英語の発音を勉強することには、
本当に色々な意味があります。
人間の社会には、まず初めに言葉が存在し、
言葉により全てが始まります。
そして、その言葉は正しい音で認識されて
はじめて意味を成すことを忘れてはいけません。
僕のブログを読んでくださって、
本当にどうもありがとうございます。
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